ひとはな日和

脱サラし移住した田舎でサラリーマンしながら畑やってます!目指せ!脱サラと、ひそかに自給自足に憧れています。

「食べない人ほど仕事ができる!」レビュー

こんにちは。

Syoです。

今日は先日読んだ「できる人は超短眠!」の著者の、

もう一冊の著書を読み終えたのでその感想を記事にします。

nounoublog.hatenablog.com

 

食べない人ほど仕事ができる!

今回読んだのはこちら。

 

前回読んだのは“短眠”に関する本でしたが、

今回は“少食”に関する本です。

どちらも現代の常識からすると外れていますが、

著者の物事の捉え方や見方に興味があり、

また、短眠少食生活ができたらな、と思い手にとって見ました。

 

不食、少食生活者は意外と多い

では、早速本書の内容で興味深いものを紹介して行きますよ。

いかに“常識”や“執着”が私たちの周りには溢れていて、

考え方や行動を偏らせているのか、

このことに気付くとより面白い内容になっていると思います。

 

1日3食はそもそも必要なもの?

みなさん、何も考えず常識や平均というものを信じ込んでしまい、

結果的に1日3食とっている人がほとんどではないでしょうか。

食事のとる量やタイミング、

睡眠もしかり、

きちんと理解し、コントロールすること自体が大切です。

 

健康のために朝食を食べなさい、

1日3食バランスよく食べなさい、

なんてよく聞きます。

ですが、そもそも“健康”というのはものすごく曖昧なものです。

健康とは様々な要素のバランスのとれた状態であり、

一概にこのような状態が健康だという定義は存在しません。

一応、WHOの健康の定義は、

“病気でないとか弱っていないとかではなく、

肉体的にも精神的にも社会的にも全てが満たされた状態”

だそうです。

社会的に満たされた状態…

うーん、難しいですね。

 

ただ、事実として、

短眠生活をする人と同様に、

少食生活、さらには不食生活する人は意外と多いです。

経済的な理由ではなく、

自ら選んでそうしている人たちです。

 

野生動物を参考にする

人間も自然の一部、

動物の一種、

これらは誰も否定できませんね。

そこで、

著者は野生動物から、

睡眠に関しても、

食事に関しても、

どうあるべきか考えのヒントを得ています。

野生動物からしたら軟弱な人間ごときと一緒にするな、

となりそうですが。。

私たちヒトは野生動物ほど食事に困っていません。

けれども、

私たちヒトが野生動物よりも病気に悩まされています。

これはものすごく不自然です。

判断するときのモノサシとして、

「自然か不自然か」という見方はわたしもよく使います。

科学的ではないかもしれませんが、

全てが科学で説明できるほど、

シンプルな世界ではありません。

 

 

 

食事は快楽である

食欲も睡眠欲も性欲も、

食べれば食べるほど、

寝れば寝るほど、

色情に溺れれば溺れるほど、

大きくなるという性質があります。

これはみなさん、

身に覚えがある人が多いのではないでしょうか。

この「〜してしまう」という状態は、

精神的には裕福とはいえません。

 

例えば、“間食”。

間食する人はいつでも仕事(勉強)するか、間食するかの2択です。

こうなると空腹感に苛まれた時に、

劇的に集中力は低下しますね。

間食という選択肢がそもそもなければこういったことになりません。

 

睡眠に関しても、

食事に関しても、

著者はどうアプローチすれば、

コントロールできるか、

真剣に考えています。

その際に、

1日7時間寝るべきだとか、

1日3食食べるべきだという、

常識を取り払って事実に向き合っているところが、

わたしにはすごいことだな、と思えるポイントです。

 

 

 

 

まとめ

具体的な内容に関しては、

賛否両論があります。

というよりは、

人それぞれ体質は違うので、

「こうあるべきだ!」という、

正解が一つということはありえません。

いかに自分自身の体と向き合えるのかが大事なことです。

 

わたし自身は食べ過ぎると、

寝起きが悪くなったり、

睡魔に襲われたりするので、

少食は実践しています。

が、1日1〜2食程度です。

 

そういうことよりも、

わかっていないことを否定せず、

わかっていないことをきちんと認識して、

その上で、

わかっていないことに挑戦する。

そうすると得られることが多い。

こういう気づきを得られる本としては、

とてもオススメですよ。