ひとはな日和

脱サラし移住した田舎でサラリーマンしながら畑やってます!目指せ!脱サラと、ひそかに自給自足に憧れています。

「THE TEAM」その2

おはようございます。

Syoです。

以前「THE TEAM」の一部(チームにおける目的設定について)を紹介しましたが、

今回はその続きで「人員選定」と「コミュニケーション」についての章を紹介します。

 

www.hitohanafarm.com

 

Boarding(人員選定)についての法則

人員不足…どの業界でもそうと聞きます。

私の会社も例外ではなく、慢性的な人員不足による既存スタッフのオーバーワーク、そして、それが嫌でさらにスタッフが辞め…という悪循環に陥っています。

 

「THE TEAM」この本の2章では、人員選定について書かれています。

 

ですが、そもそも選定するほど募集してくる人材がいない我が社。

参考にならない章だと思い、なんとなく目で追っているだけでした。

 

がっ!

 

この章の最後のまとめに「はっ!」っとする言葉が書かれていました。

 

『チームメンバーを集める際に、「今、自分たちのチームにはどのようなメンバーが必要なのか?」について確固たる指針を持っているチームだけが、メンバー集めを成功させられます。』

 

そのためには、

自分たちの活動を理解し、

チームにかけているピースを見極める。

 

そして、誰かから与えられるものではなく、

自ら探し、

見つけ、

連れてくるもの。

 

そうすることで、

新たな可能性をもたらすメンバーとの出会いが訪れる。

 

なんと!恥ずかしい!

言葉にするとその重要性がわかるものの、

自分の意識の低さに驚きです。

 

求人に対して「応募がない」と嘆くだけの他力本願な姿勢。

そもそもどういう人材が欲しいのか分析できていない状態。

そして自分たちの会社がどういうビジョンを持って活動しているのか説明できないスタッフたち。

 

これでは、この時代にスタッフなど集まるわけがない。

せっかく求職者にリーチしても響かないでしょう。

 

ここの意識をまず変えることから始めなくてはいけないと気づきました。

 

 

「理解してから理解される」という人間関係の真実

コミュニケーションは「誰が」伝えるかが重要です。

同じことを言われても言われた人によって受ける印象って違いますね。

 

そこで大切になってくるのが、

相手の特徴を知っているか。

相手の人生を知っているか。

 

「人生」とまで言うと少し大げさに聞こえるかもしれませんが、

僕自身の経験からもすごく重要なことと言えます。

 

僕がバイトさんと一緒に働く時は、

休憩中によくコーヒーを淹れ、

どんな人生を歩んできたのかを聞き出します。

 

「何が好きなのか」

「大学では何を勉強しているのか」

「今後どう生きていきたいのか」

などなど。

僕自身が単純に相手の人生に興味がある、ということもあるのですが、

そうすることで相手は「話す」ことに抵抗がなくなり、

安心して働けるんだと思います。

 

そして、何かあった場合はすぐに教えてくれる。

それがネガティブなことでも。

 

同じチームにいるメンバーの「今」しか知らないことも多いですが、

相手の「過去の経験」や「感情」に配慮できるようになると、

 

一方的に「伝える」ものから、

相手に「伝わる」ものへ、

そして相手を「動かす」ものへ、

変化していくんだと思います。

 

「どうせ、しょせん、やっぱり」

私の会社ではびこっている悪習慣が、

「どうせ、しょせん、やっぱり」

という感情です。

 

「どうせ言っても何も変わらないから、言っても無駄だ」

 

というようなもの。

それなのに、飲み会になるとものすごい愚痴大会になる。

これって企業にとって本当に損失が大きいと思っています。

(なるべく飲み会には行きたくない…)

 

僕が好きなローランドさんは、

「上司にNOと言えないスタッフがいる企業は衰退する」

と言っていますが、

意見を言い合える場を提供することは上司の大切な仕事だと思っています。

 

「そんなことも知らないのか」

「こいつは大したことないな」

「今の言う必要ある?」

「絶対違うでしょ」

こうした雰囲気は発言を阻害します。

なんでも思ったことを口にするのは違いますが、

必要なことをきちんと伝え合って初めてコミュニケーションになるはずです。

 

また、何にでもイエスと言うことは思考停止と同じ、ということを理解しなくてはなりません。

イエスマンにさせない

イエスマンにならない

こうした意識が必要ですね。

 

おわりに

チームのメンバー集めに大切なことと、

コミュニケーションにおける重要なことに気づかされた今回。

読むと当たり前のことですが、

行動レベルで考えると、

もっと努力しなくていけないことがたくさんありました。

 

この気づきを得て、明日からまた頑張ります!