ひとはな農園たより「梅雨明け前の畑の様子」
こんにちは。
ひとはな農園のSyoです。
スッキリしない天気が続く今日この頃。
みなさん、どのようにお過ごしですか。
梅雨明け前、畑の状況をお伝えしていきますね。
大玉トマト
うーん、あまり良くない状態が続いています。
花は咲いているのだけども、
株に勢いがないです。
苗は先輩自然栽培農家さんから購入したもの。
植え付け直後は環境の変化で野菜もストレスを感じます。
なので、元気がないことはよくあります。
でも、根が活着すると、
たいていの場合、その後は育ちます。
植え付けて2週間以上経ったけれど…
下の葉は黄色く老化し、落葉してしまいました。
わたしの考えられる推定原因は、
- 根が活着していない
- 水分が多い
- 地温が低い
- 栄養分が足りない
一つ目の「根が活着していない」は、花が咲くくらいなのでそれなりには根が伸びているはずです。ただ、石がゴロゴロしている、他の草の根が強いなどの原因でもっと伸ばしたいのに伸ばせていない可能性はあります。こればかりは掘ってみるしかわかりませんが、可能性としては低いですね。
「水分が多い」に関して。南米生まれの乾燥が好きなトマト。そもそも露地栽培しているのでこの可能性は常にあります。が!今年の梅雨の(昨年もでした)雨量は少ないですし、周りに他の草が生えているので水分調整してくれているはずです。そもそもミニトマトは隣で元気なので、原因としては違いますね。
「地温が低い」可能性は多いにあります。6月に入っていても気温がなかなか上がりません。朝晩は15度前後なんてザラです。日中も曇っていると肌寒いくらい。対策としては株周りの土を露出させる(草マルチしない)こと。1〜2度は気温が上がります。これだけでは効果がないのでしょうか。
「栄養分が足りていない」これも大いに可能性あります。トマトはそこまで栄養に富んでいなくても育つと言われていますが、これまでの畑の土の状況をみるとまだまだ土が育っていません。ところが安易な追肥は虫を呼び込んだり、根を傷めたり、株を怠けさせたりするので注意が必要です。
実は大玉トマトは昨年も同じような状況になったのですが、原因がわからず…
今週はよく観察して、対策を考えます!
(大玉トマトの黄色く変色し落ちた葉っぱ。これを虫が食べ、その虫の排泄物をミミズが食べ、それを微生物がさらに分解し植物が吸収しやすい栄養素に変えます。)
かぼちゃ、ズッキーニ
やはり堆肥を多くすき込んだ土がいいみたい。
昨年と違って葉が大きい。育ちが早い。
今年の秋〜冬は堆肥づくりにチャレンジしよう。
(大きな葉っぱのかぼちゃさん)
(こちらも気持ちよさそうに大きく葉を伸ばすズッキーニくん)
ナス
ナスは昨年に引き続き成長がよくない。
この原因はトマトとほとんど同様のはず。
葉物
今年蒔いたレタスさん、元気にグングン育っています。
ところが冬越ししたレタスは
残念ながらあまり大きくなる前に成長が止まったような…?
今週様子をして、成長しないようなら食べてしまおう。
(冬越しレタス。生育期間が長いので時期的にそろそろ限界かも。。)
サニーレタスもウリハムシモドキの幼虫に全滅させられた畑のもの以外は元気に成長中です。
収穫が楽しみだなぁ。
そして、みんな(虫も)大好きキャベツさん。
毎日チョウの卵を駆除してますが、やはり食われてます。
キャベツがもう少し大きくなって、
外葉を食べられるくらいなら問題ないのですが、
まだ葉が巻き始め。
しかも新芽も気付くと食べられている。
要注意です!
こちらはいただいたおかひじき。
少し緑が薄いのかなぁ。
全くもって知識がないので様子見します!
まとめ
思ったよりも気温が上がらず成長につまずき気味ですが、
自然栽培は大器晩成型です。
最初はがまん。
しっかり根を張れば、
元気に育ってくれるはずです!
それまでコツコツ手助けを頑張ります!
今日も見てくださってありがとうございます。
今日も楽しくやっていきまーす!