ひとはな農園たより「自然のお勉強」
おはようございます。
ひとはな農園Syoです。
今日は、植物、虫のお勉強まとめpart2です。
part1はこちら。
野草編
植物って本当に奥が深い。
観察すると、
一筋縄でいかないことがよ〜くわかります。
同じ植物でも生息している環境によって特徴が違っていたり、
時期によって見え方が違っていたり、
変異したであろうものもたくさん。
そりゃそうですよね、
工業製品ではありません。
生きものですから。
それではまとめていきます。
ハコベ、ウシハコベ
自然栽培の教科書を色々みていると、
必ずと言っていいほど、
土の状態を知るのに、
生えてくる野草を見なさい、と書いています。
その中で特に重要なのが、「ハコベ」です。
この子が生えるということが、
土が豊かな目安の一つと言われています。
冬草なので、
春から初夏にかけて、
可愛らしい小さな花を咲かせます。
同じナデシコ科の分類で、
似たような植物がいくつかあります。
わたしの畑では「ウシハコベ」が生えていました。
特徴としては全体的にコハコベより大きいことです。
今年初めて見た確認しました。
ヒメオドリコソウ
これは名前は知らずとも見たことあるのではないでしょうか。
面白い特徴が繁栄の仕方。
他の植物同様に種子で繁殖するのですが、
なんとアリに種子を運ばせます。
アリが種子の周りの物質をエサとして巣に持ち帰り、
種子は巣の近くに捨てられる。
そうして生息域を拡大して生きます。
その物質名は「エライオソーム」。
なんかビームが出てきそうですね!笑
ヒレハリソウ
畑には生えていないけれど、
近くの空き地に生えている植物。
背丈も1mくらいで、
葉も大きく、
何より控えめな紫色した垂れ下がる花が特徴的です。
タケニグサ
これも畑にはありませんが、
いつも散歩コース脇に生えている特徴的な植物。
白っぽく、
茎が太い、
葉が大きい、
そして背が高い!
現在2m以上あり、まだまだ成長中!
調べると、
在来種で「毒草」だそうです。
ハハコグサ
これは畑に生えています。
昔は草餅にしたりもしたそう。
虫編
ここからは虫さん。
ジュウシホシクビナガハムシ
てんとう虫のようだけれど、
明らかに違う!
この子はアスパラガスの仲間しか食べません。
なので、
アスパラガス栽培の際には要注意です!
ヨモギエダシャク
シャクガと呼ばれるガの仲間。
今年はまだお目にかかってないですが、
昨年はプランター栽培していた、
大葉とバジルがかなりやられました。
この幼虫の食欲が本当にすごい!
気をつけないとですね!
ウリハムシモドキ
ちょっと小さめに。笑
今年はこの子たちに悩まされています。
マメ科の植物を中心になんでも食べる。
自然栽培での被害は大きいようです。
色々調べ考えましたが、
卵を産み付けられる前に捕殺するのが
今のところ一番の対策。
あと、あくまで直勘ですが、
「スイバ」が生えるところで多いのでは?
と思っています。
スイバを減らして実験もして見ます。
ちなみに3枚目の写真の右側は、
本家の「ウリハムシ」です。
メスアカケバエ
春。
ホバリングする大量の虫が発生したので、
びっくりして調べました。
全国に分布するケバエの仲間。
名前の通りメスだけ赤い部分を持つそうです。
かわいそうなのが、
実害はないが気持ち悪いから、
「不快害虫」と言われていること。
この言葉を初めて知りましたが、
なんか…いじめみたい…
少し嫌な気持ちになりました。
虫だから?一般的にはしょうがないのかなぁ。
カブラハバチ…???
「葉バチ」
葉っぱを食べるハチです。
この子の幼虫がニンニクの葉に付き、
少し苦労しました。
と思ったら、カブラハバチはアブラナ科を食べるそうです。
ネギ、ニンニク類を食べると言ったら「ネギコガ」が有名ですが…
黒くない。。
では、いったいこの子は誰??
下4枚は実際の写真です。
どなたか知っていれば教えていただきたいです!
まとめ
わからないことだらけ!
でも少年に戻ったみたいで楽しくもあります。
研究する時間がもっと欲しい!
まずは奮発してまともな図鑑を購入しようか検討中です。
野草、虫、その他いろいろ、
もし興味のある方、詳しい方がいらっしゃれば、
ぜひご連絡ください!
それでは、今日はこの辺で!