ひとはな日和

脱サラし移住した田舎でサラリーマンしながら畑やってます!目指せ!脱サラと、ひそかに自給自足に憧れています。

ひとはな農園たより「自然観察」

こんばんは。

ひとはな農園のSyoです。

自然栽培で畑をやり出して2年目。

なかなか思ったように行かないことが多いです。

でも、知らない世界を知る過程は本当に面白い。

今日は畑や周りの自然を観察して、

調べたり、メモしたことをまとめます。

色々調べっぱなしになっていて、

2ヶ月以上の間、携帯のSafariのタブが20件開いたままでした(汗笑)

可愛いお虫の画像出てきますよ〜笑

 

野草編

マツヨイグサの仲間(アカバナ科マツヨイグサ属)

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(単体で見ると綺麗なのだが…)

マツヨイグサ(待つ宵草)、

ヨイマチグサ(宵待ち草)、

ツキミソウ(月見草)

などと呼ばれるのは、夕方から朝にかけて花が咲くからだそう。

なんともロマンチックでなんとなく竹取物語をイメージしてしまう。

が、しかし!

生育旺盛で荒地には必ずと言っていいほど生えています。

もともとは北米原産の外来種

その後帰化し、今や全国に分布しています。

今年借りた私の畑でも大量に生えていた植物の一つがこの子たち。

3年間耕作放棄されていた畑だったからなぁ。。

「メマツヨイグサ」の画像検索結果

(このようなロゼット型で冬を越す。)

畑の植物への影響としては、

まず太く長い根!

土を耕すという意味ではいいのですが、

作物によっては生育の妨げになります。

また人間の背丈ほどの大きさになるので、

他の植物の光合成を妨げます。

やはり刈りました。

 

 

分類学的にはマツヨイグサの仲間はいくつかあって、

マツヨイグサ

オオマツヨイグサ

コマツヨイグサ

アレチノマツヨイグサなど。

現在はかなり雑種化しているそう。

ちなみにマツヨイグサ属は北米原産で他の地域には見られない植物群。

 

 

ホトケノザ(シソ科オドリコソウ属)

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(仏さまの台座のようなまあるい葉っぱと美しい花。)

春になると顔を出す在来種。

わたしの畑にはありませんが、

散歩しているとよく見つけるので検索した次第でした。

 

春の七草らしいが食べると下痢するという話。

ん?どういうこと?

実は以前はホトケノザという名前は別の植物についていたらしく。

それは現在「コオニタビラコ」と呼ばれています。

つまり春の七草の「ホトケノザ」はコオニタビラコのことです。

 

カキドオシ(シソ科カキドオシ属)

関連画像

こちらもわたしの畑では見ませんが、

他の畑や散歩中に目に付きます。

多年草の在来種。

背が高くならないので、

グランドカバーにいいかもしれません。

 

ムラサキツメクサアカツメクサ)(マメ科シャジクソウ属)

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マメ科の植物は根に根粒菌という微生物が共生していて、

空気中から窒素から窒素肥料を土壌に作ってくれます。

この窒素が植物にとっては成長に欠かせないもの。

なので、よっぽど邪魔にならなければ、

このムラサキツメクサシロツメクサが畑に生えていても、

刈らないようにしています。

もともとは牧草用の外来種として持ち込まれたものです。

また、ガラス製品を輸入する際に、

緩衝材として箱の隙間にこの植物を“詰め込んだ”ので、

ツメクサと呼ばれるようになったそうです。

 

イラクサイラクサイラクサ属)

関連画像

初めはシソに似た植物があるなーっと

検索し出てきたのが「イラクサ」という単語。

この単語で調べると複数のイラクサが存在することがわかりました。

全て別種ですが、単にイラクサと呼ぶこともあるからわかりづらい。

さらに紛らわしいのがそれぞれが有用な植物なゆえに、

地域によっていろんな呼び名があることでした。

わたしが見た「イラクサ」はどれかな?となってしまいました。

全て棘があり、素手で触ると痛い、痒い危険な植物です。

ミヤマイラクサは葉にもボツボツ棘のようなものがあるのでわかりますが、

イラクサセイヨウイラクサは少し調べただけではわかりませんでした。

植物図鑑が必要かな。。

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(これはミヤマイラクサだと思う。)

ちなみにわたしの暮らす地域ではミヤマイラクサのことを「エラ」と呼び、

山菜の王様として春のご馳走です。

 

クサノオウ(ケシ科クサノオウ属)

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(足元に可愛らしい黄色い花)

可愛らしい黄色い花が咲くけれども、

一番の特徴は「毒性」。

作物の邪魔だと思って刈ると、

オレンジ色の汁が出ます。

これが有毒なアルカロイド成分を含むもので、

触れるのも、もちろん口にするのもNG!

気をつけなければいけませんね。

 

まとめ

虫は出てきませんでしたね。笑

思った以上にまだまだ項目があるのでまずは次回以降に。

また追記、または新たに記事にしてお伝えします。