ひとはな日和

脱サラし移住した田舎でサラリーマンしながら畑やってます!目指せ!脱サラと、ひそかに自給自足に憧れています。

多種多様ないろんな意見や考え方がこの世界にはある

多種多様ないろんな意見や考え方がこの世界にはある、

それをみんなが理解できれば、

幸せになるんじゃないかな。

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西野亮廣さんの「新世界」を読みました。

 

新世界

新世界

 

冒頭からすごく感動しました。

西野さんの想いがダイレクトに伝わってきます。

その心が、

彼の価値観が、

良い悪いはここでは関係なくて、

“本気”だということ、

建前ではなくて“リアル”を生きていることに、

心打たれました。

 

人生100年時代、

大企業でも倒産し得る、 

スマホを使って全世界と繋がれる

これまでと大きく世界が変化した今、

生きていくため、これまでと違った選択肢がたくさん生まれています。

 

この本では、

自分の可能性を潰してしまわないために、

変化を恐れず、新たなことにチャレンジしていく大切さが書かれています。

 

いくつか興味深い考えを紹介します。

 

お金のこと

学校では「お金」のことを教えてくれません。

確かにそう。

日常でもっとも使う道具なのに、

むしろお金は汚い卑しいイメージです。

 

「いったいいくらあったら幸せになれるの?」

「稼ぐってどういうこと?」

「生きていく上で必要なお金ってどのくらい?」

こういうことを知ってる人ってどれくらいいるのだろう?

 

「生きていくにはお金が必要だよね!」

「お金のために働かなきゃね!」

そんな抽象的な言葉に焦らされて、

働いている人は多いのではないでしょうか。

 

また、

花屋を開く、美容院を開業する…

何か一歩を踏み出す時にもお金が必要になります。

でも、

「取り返しがつかないことになるなら、

   不満があってもココにいることの方がマシだ」

を選択してしまうわたしたち。

お金の壁にぶち当たって自分の可能性がなくなるのは寂しい。

もっともっとお金のことを学ばなくてはいけないな、

と強く感じました。

 

お金を稼ぐか、信用を稼ぐか

これからの稼ぎ方についても面白いことが書かれています。

そこではある人を紹介しているのですが、

この人がとんでもなく面白い!!!

 

みなさん、ホームレス小谷さんをご存知ですか?

わたしにとって小谷さんの話はとても衝撃的でした。

面白い方なので是非調べてみてください。

logmi.jp

entrenet.jp

 

小谷さんの生き方を知って気づいたこと、

それは、

「働き方」「稼ぎ方」自体がが変わってきているということ。

この人が特別なのでは?と考えてしまうのは簡単ですが、

それでは何も変わりません。

 

西野さんは小谷さんを例にして、

「お金」を稼ぐか「信用」を稼ぐかという話をしています。

 

確かに、モノが溢れるこの時代、

「何を買うか」ではなく、

「誰から買うのか」という話はすごくわかります。

その時に必要になるのが「信用」です。

 

現にその「信用」を稼いだ小谷さんはホームレスですが、

お金に困っておらず、幸せそうです。

 

「働く」の定義とは何か

正社員より収入の多いニート

社長より豊かなホームレス。

そんな人たちがますます増えるであろうこれから。

単純に汗水流してその対価として得られるものという概念だけでなく、

別の選択肢もあるということを知っていないと時代に取り残され、

自分の可能性を失ってしまうかもしれません。

 

わたしたちは初めはこういったよくわからないものに、

拒否反応をしてしまいがちですが、

わたしたちが本当にするべきことは、

理解できないものを批判するのではなく、

理解する努力です。

 

その上で、「どうするか?」が自分の人生を切り開くポイントなんだと感じました。 

 

おわりに

読み終えてすごく爽やかな気持ちになりました。

アンチ西野さんも結構いるようですが、

人の意見に反対するのではなく、

一度受け入れて、

合う合わない、

良い悪い、

そうして自分作りの一材料にすべきだと思います。

 

 

いくら好きな人でも嫌な面はあるし、

全てが嫌いな人もいないはずです。

 

多種多様ないろんな意見や考え方がこの世界にはある、

それをみんなが理解できれば、

幸せになるんじゃないかな、

そんなことを感じさせてくれる本でした。