「子宮の中は無菌状態」から考える。
こんばんは。
Syoです。
突然ですが、
みなさん子宮の中は無菌状態だってこと、
ご存知ですか?
赤ちゃんは無菌状態のお母さんのお腹の中で育ちます。
そして、
子宮が破水し、
産道を下りるときに、
初めて菌と接触します。
初めて出会う菌はお母さんの産道にいる菌なんです。
みなさんはこのことを聞いて何か思うことはありますか?
どんなことを考えますか?
どのような思いを巡らせますか?
今日は「菌」を通して、
生きていく上で、
大切な物事の捉え方・考え方について、
書いていきます。
自然界で無駄なことはない!?
菌というと悪いイメージありませんか?
まさに「バイ菌」という単語は、
菌そのものが悪いという考えですよね。
では、
お母さんの産道を通る胎児は、
せっかくのキレイな無菌状態で生を受けたのに、
バイ菌まみれで生まれてくるのでしょうか。
いえいえ、
もちろんそんなことはなく、
産道で出会う菌は、
お母さんから授かる、
生きていく上で必要な菌なのです。
この世の中で起こることに、
不要なことはありません。
全てに意味があります。
菌に良いも悪いもない、ヒトは…!?
「悪玉菌」「善玉菌」 という言葉を聞いたことがありませんか。
この言葉からイメージするのは、
数ある菌の中には、
良い菌と悪い菌がいるんだな、
ということだと思います。
これはある意味ではあってますし、
ある意味違います。
ここでは専門的な科学的なことは書きませんが、
菌の働きや役割は状況や全体の構成で違ってきます。
つまり、
一つの菌が固定された性質を持っているのではなく、
その性質や役割に、
柔軟性や多面性を持ち合わせているんです。
善い菌、悪い菌と簡単には決められません。
これって、わたしたちヒトでも同じことじゃありませんか?
良い人と思っていても悪い側面もある。
逆もしかり。
会社組織も同じ。
反対する人や、
対立する人がいる組織の方が強いと言います。
安定しているときはいいのですが、
外部から衝撃があったとき、
皆イエスマンで、
「いいね、いいね」と言っている組織は弱い。
逆に多様性を受け入れることができると、
「いろんな人がいていいんだ」と、
自己肯定感も強まりますね。
まとめ
いかがでしたか?
物ごとを捉えるとき、
ある側面のみで判断してしまうと、
隠れた側面の重要性に気づかないことになります。
価値観の押し付けではなく、
いろんなものを受け入れる大きな心を、
育てたいものですね。
「自然も人間社会も、共存共栄が本来の姿である」 松下幸之助