生きること。働くこと。5年前のわたし。
こんばんは。
Syoです。
今夜は、
今こうして田舎で、
働き、
食べ、
遊び、
生活する
ようになった経緯を
久々に振り返ったので記事にします。
はじめに
まずは、ざっくりとわたしのことを。
都会での生活に疑問を感じ、
5年前、今いる田舎に移住しました。
ただ、いきなり縁もゆかりもない場所で、
生きていく自信がなく、
安定した給与を求めて、
田舎でサラリーマンすることを選択します。
都会での生活に息苦しさ
都会での生活で感じていた疑問とは、
- 私たちがしていることは本当に幸せになるために必要なものなのだろうか
- こんなにも豊かなのにこれ以上経済発展って必要なのかな
- 人間活動というのは自然破壊と同意語じゃないのかな
- これ以上の便利さっているのかな?
- どこに行くのも何をするのもお金がかかる
- 大好きな山に行くのもお金がかかる
- お金がないと生きていけない。けれど、お金に縛られたくない。
- したくない仕事をするのは、生きて行くため。わかっているけど…なんで?
- みんな本当に好きで仕事してるのかな
- 身一つで何もできない人間って自然界の生物としてとても脆(もろ)い
本格的に登山をするようになって、
美しい自然に魅せられると同時に、
自分自身の、そして、人間の、
醜さ・弱さを強く感じるようになりました。
会社での居心地の悪さ
大卒で入社した会社では、
「隠れたお客様のニーズに応えよう!」
「お客様の不満、不安、不便さを解決してあげよう!」
「そのために何ができるか常に考えよう!」
「問題がないのは問題だ!」
「安く、早くの仕組みづくりをしよう」
というような方針の職場でした。
(企業として当たり前ですが)
ところが、上に書いたように、
「今のままで十分じゃないかな」
「これまで以上にラクできる生活を求め、
便利さを追求し続けたら、
病気や怪我、体の弱い人がますます増えるんじゃないかな⁉︎」
「寿命は伸びてるけど、健康な人は減ってない?」
「考える力が弱くならないかな?」
「そもそも自分たちが住む地球を壊して生活しているのに
なんで誰も疑問持たないんだろう…?」
と思っていたので、
当然会社が求めるまともな改善提案なんかできるわけもなく、
(会社にとって)優秀な熱意のある同期たちが頑張っている中、
同じ想いになれないことが辛かったですね。
自分が変なのかな
自分自身でも偽善者なんじゃないかな、
と思ったりもしましたが、
やはり本気でそういう疑問を感じていました。
だからこそ、電気を使わないと生活できない自分、
排気ガスを出して移動する自分、
お金を求め働く自分に矛盾を感じ、
生きること自体に疑問を抱くようになりました。
じゃあ、生きるのやめるのか、というとそうはならない。
あの時は、自分自身のことも、世の中のしくみも、わからなかったですね。
世の中と考え方が一致しない自分がおかしいのかな、
と、誰かにうまく相談することもできなかったですね。
会社を辞め、移住
その後、異動の辞令が出たタイミングで退社を決意。
必要なときに必要なことが起こったんだな、
と、自然な流れでした。
それから具体的にどうしようかと考え始めました。
google先生には「生きる」とか「働く」というワードを打ち込んでいましたね。
そして、
ありがたいことに複数あった選択肢の中から、
最もその時と環境が異なる今の世界に飛び込んだのです。
その時の想いは、
「自分の価値観を確かめたい」
大企業から中小企業へ、
都会から田舎へ、
環境をガラリと変え、
自分が何がしたいのか
自分にとって何が大切なのか
ヒントが得られないかと思ったのです。
5年目の今思うこと
今あの時思い返すと、
「もっともっと思い切った選択しなよ!」
「常識にとらわれなくていいよ!」
って言いたい。笑
でもそれは今の価値観だから言えること。
過去にタイムスリップしても同じ選択をするんだろうな。
もし、今の価値観のままで過去に戻れたら何をするかな。
自然栽培農家さんに修行に行くが一番現実的だけど、
海外を放浪するのもいいし、
料理の勉強もしたいな。
きっとサラリーマンはしないな。笑
企業勤めをして安定した給与を得ることが全てではない、と今は強く思います。
休日は何か美味しいもの食べに行くとか、
ディズニーランド行くとか、
それが幸せなんだ、って思い込んでいました。
美味しいもの?自分で作ればいいじゃん!
自分自身が中心となって面白いことすればいいじゃん!
って今はなってます。
会社を首になったって、生きていける。
必死にバイトすれば、お金は手に入る。
だったら、自分の時間を大切にしたい。
お金で買えない「経験」欲しい。
実は今、会社をやめようか考えています。
5年目に入り、責任ある仕事がだいぶ増え、やりがいも感じてます。
と同時に、いろんな無理や矛盾、疑問も生まれている。
次は雇われるんじゃなくて、
自分で全ての責任を持って何か始めたい、と思っています。
おわりに
わたしはこれからも矛盾や疑問を感じながら、
生きて行くんだと思います。
それはネガティブなことなんじゃなくて、
きっと必要なことだから。
そう、受け入れられたら、
楽になりました。
悩める、そこのあなた!笑
一緒に悩みましょう!
正解なんてないんだからさ!