秋の尾瀬に行ってみよう!
こんにちは。
Syoです。
(秋の尾瀬ヶ原。向こうの山は日本百名山のひとつに数えられる燧ヶ岳(ひうちがだけ)です。)
秋の匂いがプンプンするこの頃。
読書、食べ物、スポーツと、
秋の楽しみ方はたくさんありますが、
気温があまり上がらず、
虫も減り、
何と言っても美しい紅葉の季節です。
アウトドアもオススメな時期ですね。
今日は初心者ハイカーさんにもオススメな、
秋の尾瀬をご紹介します。
尾瀬ってどんなところ
(かつては日光国立公園の一部でした。)
尾瀬は群馬、福島、新潟、栃木と4県にまたがる国立公園です。
貴重な高山植物がたくさんあるため、
国の天然記念物にも指定されています。
5月末〜6月中旬頃までが見頃で、
毎年多くのハイカーが訪れます。
そのほか、夏の花「ニッコウキスゲ」や、
可愛らしい「ワタスゲ」も人気ですね!
(夏を彩るニッコウキスゲ。)
(初夏の至仏山とワタスゲ。綿毛が風にたなびいて気持ち良さそうです。)
四方が山に囲まれた盆地の湿原です。
(幻想的な朝もやに包まれた尾瀬)
木道が敷かれているルートが多く、
歩きやすいので、
初心者ハイカーさんにも人気ですよ。
尾瀬のオススメルート
尾瀬を訪れる人の6割は、
群馬県側の「鳩待峠(はとまちとうげ)」から入山しています。
理由は登山口までのアクセスのしやすや、
ルートの9割が木道が敷かれ歩きやすいこと、
でしょうか。
(尾瀬ヶ原は本州最大の湿原です。)
そのほか、至仏山や燧ヶ岳といった日本百名山に選ばれている山もありますし、
尾瀬の歴史を感じるアヤメ平と呼ばれる稜線上の湿原
標高1600mに位置する尾瀬沼と、
尾瀬の見どころはたくさんあります。
さらに季節によって変化する高山植物たち。
毎年、春夏秋と各シーズンに訪れるというリピーターさんもいるほどです。
秋の尾瀬の見どころ
秋の尾瀬の見どころといったら、
やっぱり紅葉です!
山の紅葉もいいのですが、
尾瀬は湿原が紅葉します。
(空気が澄んでいて本当に気持ちいいです!)
オレンジ色の絨毯のど真ん中を木道が通っていて、
その上を歩きます。
まるでスタジオジブリ映画の風の谷のナウシカの最後のシーンのようです。
紅葉の時期
紅葉の時期は例年は9月末から10月頭まで。
山の紅葉から始まり、
それがだんだん降りてきて、
湿原が黄金色に色づくようになります。
ただ、紅葉は1日1日あっという間に変化します。
ベストなタイミングで行ければもちろんいいのですが、
相手は自然です。
その時々の自然をあるがままに楽しむ気持ちの方がいいですよ!
装備はしっかりと!
とはいえ、尾瀬は山岳地帯です。
安易な格好や気持ちで行くと大変なことになり兼ねません。
事前の準備や情報収集はしっかりと行いましょう。
気をつけたい服装
一番気になるのが「どんな服装がいいの?」でしょうか。
例えば、東京と尾瀬ではだいたい気温差が10℃あります。
さらに9月に入ると朝晩の冷え込みは一段と強くなります。
朝7時頃で10℃くらいの時も珍しくありません。
オススメは、
薄いインナー上下にズボンとシャツを行動着の基本として、
寒ければ、ウィンドブレーカーやフリース、薄いダウンといった、
防寒着を使用するというもの。
日中に太陽が出れば暑くなれば、
防寒着はザックにしまえばいいですね。
気温に応じて脱ぎ着できるとストレスなく、
快適にトレッキングできますよ!
忘れていけないのが雨具
尾瀬は雨の多い地域です。
冷たい雨に当たると体温が低下し、
体力を奪われます。
そのままの状態でいると、
低体温症という山では恐るべき症状を引き起こしますので、
レインコートは簡易的なものでもいいので、
必ず持っていってください。
また、たとえ雨に降られても、
「嫌だなぁ」
と思うのではなく、
雨を楽しむ!くらいの気持ちでいると、
きっといいトレッキングになりますよ!
雨に濡れた葉はいつもより輝きを増しますし、
霧の中の尾瀬は幻想的です。
その雨が尾瀬を育てているので、
雨さんをあまり嫌わないでくださいね。
もちろん無理は禁物ですが!
おわりに
秋の澄んだ空気、
抜けるようなさわやかな秋空、
秋の尾瀬は本当にオススメですよ!
ぜひ皆さんも足を運んで見てください!