「好き」を仕事に。
こんばんは、Syoです。
わたしが今の村に移り住んだのは2014年。
今年でもう5年目になります。
移り住んだ理由は、
いくつかありますが、
一つは「山の近くで住みたいから」。
山登りを好きになり、いろんな山を訪れるようになったけれど、
その山登りもたくさんのお金がかかります。
それならばいっそのこと山に住もう!、と思い立ったわけです。
そして、その好きが功をなして、
山のガイドを行うようになりました。
好きなことのために人生を費やすのは素敵なことです。
けれども、“好き”を仕事にした場合、
気をつけなければいけないこともあります。
今日はそのことについて書いていきます。
この記事が誰かの役に立てれば幸いです。
好きなことを仕事に。
まず、よく言われるのが、
「好きなことを仕事になんて、無理無理!」
という類の言葉。
「何夢みてるの?」
「食っていけるわけないじゃん!」、と。
だけれども、やったことのない人の言葉なんて気にすることはありません。
こういう人たちとチャレンジしようとしている人とは、
見えてる世界が違うんです。
むしろ問題はそこではありません。
好きなことを好きでい続けられるか。
魔女の宅急便のキキの言葉
「ジジ。毎日毎日まーいにち、ホットケーキばっかりだったらどうしよう。」
では、ありませんが、
好きでい続けることはそう簡単なことではありません。
打ち込めば打ち込むほど、
高い壁にぶつかることもあります。
それに一番最初の感動は、一度きりです。
100回も経験すれば感動は薄れます。
経験は判断力やスキルを向上させますが、
そうしてステップアップすると同時に、
青臭い春を捨てることになります。
こうした時に起こりやすいのが、
「楽したい気持ち」や「効率のみを求める」こと。
さらには「機械のような仕事の仕方」に陥ってしまうこと。
ガイド業も毎日毎日同じガイドをしていると、
そのようになりがちになります。
妥協した時点で好きでも仕事でもなくなる。
(遥かなる尾瀬。)
わたしにとっては何回も経験したことでも、
ゲストにとっては初めてのことです。
「ま、いっか」
そんな気持ちで仕事をしてしまうと、
もう「好き」でも「仕事」でもなくなってしまいます。
特に「お金を得る手段」と捉えてしまうと、
もうダメですね。
そんな時は、最初に感じた“ギラギラ”するくらいの気持ちはどこ行った!?
と自分を奮い立たせるようにしています。
いつまでも成長し続ける、
歳を重ねるごとに魅力が増す、
そんなヒトでありたいですね。
おわりに
実は明日はガイディングの仕事が入っています。
ゲストを楽しませるのがガイドの仕事。
そのためにはガイド自身が楽しまなきゃ、
感動はより一層伝わらない!
ゲストと一緒に思いっきり楽しもうと思います!
ガイドではなくても、
「好き」を「仕事」にしてる方、
したいと考えている皆さん、
一度考えてみてはいかがですか?
ちなみに今の村に移り住んだその他の理由は、
イケダハヤトさん流に言うと「都会で消耗したくないから」。
それについてはまた次回。
それでは^^